化粧品の『美容効果』は、なかなか簡単に判断できません。
理由は、化粧品の成分が難しいこと、配合量が非公開だからです。
「○○配合」と目立つように表示があっても、その効果がいまいちわからないことがあったり、その成分が少量しか入っていないということも珍しくありません。
さらに価格は様々で100円ショップで購入できるものから、高級で数万円の価格で販売されているものまであります。
ここでは、広告を鵜呑みにせず、化粧品の選び方のポイントをまとめてあります。
ぜひ参考にしてください。
基礎化粧品の選び方
年齢によって基礎化粧品を選ぶ基準が違います。
10代から20代前半のころは、基礎化粧品の数はほとんど不要です。
この年代では、肌がなめらかで、潤いを持っている人が多くわざわざ美容のために化粧品をつける必要はありません。
自分の肌に合っていればプチプラのものでも良いです。
化粧水だけでも構いませんし、クリームや乳液を合わせる程度で問題ありません。
シミ対策は美白の化粧品が有効。
特に春から夏は日差しが強いので基礎化粧品は、なるべく美白成分の多いものを使いましょう。
シミは毎日ケアすることで改善できるので、夏のうちは美白化粧品を使って対策をしておくとよいです。
年齢が気になったらエイジングケアの化粧品
年を重ねると、シワや肌のたるみが出てきます。
気になり始めたら、エイジングケアの化粧品を使うことをおすすめします。
年齢とともに肌のハリや弾力が不足してくるので、そこを補う成分が含まれています。
また目元はアイクリームなどを使うなど、化粧品の数も増えてくるのですが、しっかり保湿しながら、潤いケアをする必要があります。
化粧品の成分から選び方
肌悩みやタイプに合わせた成分を選んで化粧品を選ぶことも大切です。
化粧品に配合されているの成分は様々あり、肌悩みに必要な成分が配合されていることを確認して選ぶとより効率的にお手入れをすることができます。
乾燥肌・敏感肌の人にはセラミドなど保湿成分がおすすめ
セラミドは肌のバリア機能を補いう成分として有名で肌になじみやすいです。
肌荒れやニキビが気になる人は「グリチルリチン酸2K」がおすすめです。
抗炎症作用のある有効成分で、医薬部外品として扱われます。
化粧水やクリーム、オールインワンゲルに配合されていることが多いので、取り入れてみるとよいです。
美白やエイジングケアになると、成分が高価で、購入価格も高めになります。
メーカーごとに独自の研究で開発された成分もあり、希少で高価なモノが多いです。
最近はオーガニック成分にこだわる人も多いです。
自身の肌のお手入れを、自然に近い成分だけを使いたいと思っている人も増えています。
ただ、日本ではオーガニックコスメの認証や明確な基準がないので、海外の認証などで選ぶことになります。
とわいえ認証がないから「オーガニックじゃない」というわけでもありません。
認証がなくても独自の厳しい基準を持っているメーカーや地域もあります。
安全性を重視した選び方
化粧品は肌に直接つけるものなので、肌への刺激も気になるところです。
実際にお店で見て触って購入する場合は、テスターがあるので確認することができます。
でも、通信販売ではできませんよね。
そこで、成分表から安全性をある程度判断することができます。
代表的な成分はフェノキシエタノールです。
防腐剤の変わりに使われて、防腐剤フリーの商品でみられます。
一見「防腐剤フリー」で刺激が少ないように思えますが、敏感な肌には刺激になりやすい成分です。
また、エタノールやアルコール系に敏感な方は「アルコールフリー」の化粧品を選びましょう。
化粧品には、肌への感じ方を柔らかくするためや、防腐効果を入れるためエタノールが配合されている商品も多いです。
エタノールが入っていることが悪いわけではありません。
化粧品の品質は高くなります。
ただ、肌がアルコールに弱い人は避ける必要があります。
「エタノールフリー」、「ノンアルコール」といった表記がある化粧品を選ぶようにしましょう。
化粧品の選び方のまとめ
化粧品はとても数多く販売されています。
化粧品を選ぶ時に重要なことは、「今の自分の悩み、肌に合っているかどうか」ということです。
20代前半までは、何となく化粧品を選んでいても問題ありません。
年齢を重ねると、肌トラブルが出てくるので、自分のお肌に合った化粧品を探す必要があります。